MACDをMT4のEA運用で活用

MACDをMT4のEA運用で活用

24時間自動でFXトレードできるMT4(メタトレーダー4)のEA(エキスパートアドバイザー)を活用するには、自分に合ったトレードスタイルのEAを探し出すことが大切です。MT4のEAは様々なロジックのEAが開発されており、どのような条件が揃った際に売買をおこなうのか、プログラミングで事前に決められたとおりに自動で動いてくれます。トレーダー本人の感情を完全に排除してプログラムどおりの売買をしてくれるので、トレーダーが感情的になって負けが積み重なってしまうような心配がないので比較的安定した結果が期待できます。本記事では、MT4のEAのロジックによく使われるMACDとは何かについて解説します。

MACDとはMoving Average Convergence Divergenceの略で、日本語では移動平均収束拡散法と訳されており、マックディとも読みます。MACDは移動平均線の進化形であり、短期の移動平均線(短期指数平滑移動平均線)と中長期の移動平均線(長期指数平滑移動平均線)の差を見ることで売買のタイミングを判断する手法です。MACDにおける移動平均線は通常の単純移動平均線と異なり、新しい価格のほうがより影響力が高いという考えに基づき、新しい価格の比重を高めて計算されています。

MACDライン=短期指数平滑移動平均線 - 長期指数平滑移動平均線

また、任意の期間におけるMACDラインの移動平均線はシグナルラインと呼びます。MACDが右肩下がりでシグナルラインがMACDより上にある場合は相場が弱いと考え、その後MACDがシグナルラインを上に突き抜けた場合は買いのタイミング「ゴールデンクロス」と考えます。一方、MACDが右肩上がりでシグナルラインがMACDより下にある場合は相場が強いと考え、その後MACDがシグナルラインを下に突き抜けた場合は売りのタイミング「デッドクロス」となります。

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